わい虎
「バンデット」南北朝時代って知ってますか?俺は知らん。けど熱い時代だったんだ!が伝わる作品
作品名:バンデット -偽伝太平記-
作者:河部真道
どんなお話しかというと
モーニングで連載、完結済みの作品(全6巻)。
作者はこの作品の前進となるストーリーで短期集中連載を行い、初めて週刊掲載を勝ち取ったこれからも期待の作家さん。
バンデットは盗賊、悪漢の意。太平記は鎌倉幕府末期から南北朝分裂後を書く軍記物語。
後醍醐天皇や楠木正成、足利尊氏らがもちろん登場するが、歴史に名の残っていない
奴隷身分の下人・石を主人公として、謎の男、猿冠者の生き様を描いた作品。
バンデット偽伝太平記最終6巻発売しました!おまけエピローグもついておりますんでチェケラ!!読んでくれてる人ほんとにありがとうございます!終わっちゃったぜファッキュー!!区切りついたんでそろそろ次回作考えるの本気出しまぁす! pic.twitter.com/dmTPvDf1QS
— 河部真道 (@maskawabe) January 23, 2018
↑作者のツイッターアカウント。
個人的なハイライト
自分の国が欲しいと野心を抱く石の少年時代と成年時代を描く2部構成。
とにかく猿冠者が一番カッコいい!彼の出自の秘密が一つキーポイントですが、
彼の生き方が主人公の成長に大きく影響するところが見どころです。
前半の疾走感にとてもワクワクしながら、一部終了時に大きな山場を迎え、
後半二部目はそれなりに面白く、終わり方もまあまあ気持ちが良い形で完結。
その余韻のまま、詳しく語られることのなかった
・南北朝時代
・楠木正成
・足利尊氏
あたりをwikipediaで補足して、ああなるほどな、となるはずです。
「バンデット」をオススメする方
・歴史モノ好きな方
・短めの良作品を探している方
「バンデット」をオススメしない方
・歴史背景に文字量多めが面倒な方
・戦モノが苦手な方
以上、「バンデット-偽伝太平記-」
南北朝時代って知ってますか?俺は知らん。けど熱い時代だったんだ!が伝わる作品
【マンガソムリエ】でした~😋
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